中国全土で行われる中国ではポピュラーなゲームです。
サイコロを用いて、簡単に言うと”嘘つきゲーム”でトランプのダウトにも類似しています。
必要人数:4人以上
使う道具:サイコロ
難易度:☆☆☆
呑みのペース:☆
基本ルール
・サイコロ5個*2セット
・専用カップ(店でサイコロ持ってきてといったら、だいたいついてきます。)
を用いて行います。
- ① まずサイコロ5個を専用カップ(以下カップ)に入れて振ります。
そしてそれを机上に被せたまま(相手に見えないように)置きます。
このとき、自分だけ確認しておき、全部バラバラならもう一度振ります。 - ② 5個のうち1組でも同じ目が出ていればゲームスタートです。
まず親から「◯が◯個」と宣言します。この意味は例えばこれが「3が3個」なら
「自分のサイコロ5個と相手のサイコロ5個を合わせてその中に3の目が3個(以上)ある」という予想になります。
その予想が外れていれば負けです。
例えば親が上記のように宣言したのち、子が「3が3個くらいはあるだろう」と思えば、今度は子が宣言する番になります。このとき宣言する数が必ず前の人の数より上回っていなければなりません。
例えば「3が3個」と言われた後は、
4が3個~10個
3が4個~10個 ・・・
と言うように上回っていなければなりません。
目の数が大きくなるか個数が多くなるかのどちらかを選択しましょう。通常は「3が3個」の宣言の後は
「4が3個」や「5が3個」など、◯個の部分は維持し、目の数を上げて行いきます。
※一般的に考えて4が3個ある確率は、3が4個ある確率より高いためです。 - ③ これを繰り返し、「合わせてこの数はないな」と思った時に
「ダウト」みたいな感じで「開(カイ)」と宣言します。このとき自分の手持ちと合わせて、
相手の宣言数より下回っていれば勝ちです。
もちろん相手の宣言数と同数もしくはそれ以上あれば負けです。「1の目について」
このゲームにおいて「1」の目はオールマイティです。
自分のものだけでなく相手のものも含めて。
つまり「1」が多ければかなり有利に勝負できます。しかし、このオールマイティが無効となる場合があります。
それは「1が○個」と言うように1が宣言されてしまった場合は、
オールマイティの機能がなくなり、ただの「1」となります。・最初の段階で出目が全部バラバラであった場合はやり直すのが一般的ですが、
地方によってはやり直さずに「0」つまり何の目もない状態として扱う場合もあります。
上海でも大人数の場合は、このルールが採用されることも少なくありません。だんだん白熱してくるのがこのゲームのいいところです!中国のバーなどでガラガラ音が聞こえたら、サイコロゲームをしている合図です。
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